私は出会い系を利用しますが、安易に個人情報を教えないように心がけています。それは流出させられる恐れがあるからです。なんでも疑ってかかるようにしましょう。見ず知らずの相手なのだから何を考えているか分かりません。悪意を持って個人情報を聞き出そうという人もいます。相手のことを十分に信用できないうちはあらゆる情報を伏せておくべきです。個人写真なども本人の特定に至る材料となります。「写メくらいなら」と安易に交換してしまう人もいますが本当に危険なので気を付けましょう。
「悪い人はネタを使ってゆすってきます!」
出会い系サイトを使っていることなんかステータスになりません。世間的には格好の悪いことだと認識されます。だからみんな密かに利用しているんです。それを「世間一般にバラす」といわれたらどうしますか?必死に「やめてくれ」と頼むことでしょう。しかしその相手からは金銭的な解決方法を提示されます。
「出会い系サイトを使っていることをバラされたくなかったら今日中に10万円を振り込め!」
こういう人たちが使う「今日中に」というのがミソなんです。「すぐに振り込まなければいけない」という緊急性を相手に与えることで冷静な判断をできないようにします。私もそんなことを言われたらきっと振り込んでしまうでしょう。何事も穏便に済ませたいですから・・・。
私は安全性を確保するために本名ではなくニックネームを使います。そして本人特定に繋がるような会話は極力回避します。そして最後に写メは相手のものを確認してから送ります。こちらが先に送るのではリスクが大きすぎます。世の中には悪い人がいっぱいいるのでこれくらいの安全対策は必要です。
小太りな私は食べることが大好きです。週末には名店めぐりをします。テレビや雑誌で紹介された店舗を回ることもあれば、人が知らないような店舗に出向くこともあります。これが私の唯一の趣味なんです。だけどいつも一人で回っているので飽きてきました。
「誰かと一緒ならもっと楽しめるのに・・・。」
そう思った私は出会い系サイトで友達を募集します。デートができて、それから趣味まで堪能できたら最高じゃないですか。私はそんな都合のよい子を求めました。
「誰か一緒に遊びませんか?ご飯は奢ります。」
私はオジサンなのでオバサンからしか返事のないものだと思っていました。ところが「奢る」という言葉に釣られたのか、女子大生からの返事もありました。オバサンと女子大生がいたら、そりゃあ女子大生を選びますよ。私は女の子との交際を始めました。
「こんなに美味しいラーメンを食べたのは初めてだよ!」
喜びを口に出す女の子です。美味しそうな食べ方をするので見ていても気分がいいです。これなら奢るのも苦になりません。私も前より食が進むようになりました。
なかなか可愛い女の子なのですが彼氏がいません。それが作らないのか作れないのかは分かりませんが・・・。そうこうしているうちに私たちは付き合うようになったのです。一緒に夜景を見ているときに言っちゃったんです。
「良かったら付き合ってくれないか?」
彼女は軽い微笑みを見せながら頷きました。今でも相変わらずデート先は飲食店なのですが彼女は満足しているようです。
私はいわゆるセックス恐怖症なので女性とエッチなことができません。普通に交際するので精一杯です。どうして私がそのようになってしまったのかというと幼少期のトラウマが原因です。幼くして私は両親のセックスを見てしまったのです。そこにあったのは異様な光景でした。
お母さんは目隠しをされて天井から吊り下げられています。しかも逆さ釣りです。身体には縄が巻きついているのです。今なら分かりますがそれは亀甲縛りと呼ばれるものです。お母さんはお父さんにムチで叩かれながら「うーうー」と唸っています。その感じが脳裏に焼きついてしまったわけです。そういうことがあったからセックスは怖いものだと認識しています。
私の最近の活動として出会い系サイトでメル友を作っています。普通の女の子とメールをすることがトラウマに対するリハビリなのです。まずは普通の恋愛を覚えるところからスタートします。仲良くなって一緒に遊べるようになったりしたら第一段階クリアといったところでしょうか。そしてやはり問題となるのがセックスです。
いくら訓練してもアブノーマルなセックスは絶対にできないと思います。せいぜい普通のセックスです。人間として子作りするだけなら普通のセックスができるだけで大丈夫です。だから私はそれを出来る状態を目指します。
「君を大切にしたいから!」
そう断ることで直接のセックスを避けています。今はメールでエッチをする仲です。いつかきっと彼女と普通にセックスできる日が来ることを願っています。
ブサイクというだけで人から避けられます。出会い系サイトでも写真を確認するとキモがられます。
「メールするのも無理だから!もう関わらないで!」
私だって人間なのだから酷いことを言われるのは辛いです。きっと彼女たちは私のことを人間だと認識していません。映画とかに出てくるようなモンスターだと認識しているのです。だったら私には出会う権利もないのでしょうか。異性と関わる権利がないというのでしょうか。
私はブサイクが集まるという出会い系サイトに登録しました。みんな同じような経験をしてきた人たちです。だからお互いを尊重しあうことができます。そしてお互いを傷つけるようなことも言いません。
私はそこで始めて友達と呼べるような存在を作れました。メル友は私の写真を確認しても「キモイ」とか言いません。それどころか「好き」だと言ってくれるのです。そして私もその女性のことが好きです。ほかの人間が彼女のことをどのように評価するのかは知っていますが、私にとって彼女はオンリーワンです。見れば見るほどに可愛く思えます。
メール交換も1年が続きました。そろそろ会ってもいいかと思えるようになりました。それを伝えてみると即答でオッケーをもらえました。しかし彼女は半年前からそれを望んでおり、私から誘われることをずっと待っていたといいます。だから私は彼女に悪いことをしたと悲しい気分になったのです。しかし過ぎたことは仕方ありません。これからは二人で良い時間を過ごしていけたらいいなと思います。